芸術学科取り組み
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TEDxSapporo 2018 会場デザイン
TEDは世界規模で「価値あるアイデアを広める」を理念にテクノロジー、エンターテイメント、デザインをはじめとした、多様なジャンルから新しいアイデアを社会で広めるための活動です。そのTEDから公式認定を受けているTEDxSapporoが例年、札幌円山キャンパスで開催されています。北翔大学はコアパートナーとして協力し、芸術学科はデザイン、舞台照明・音響などに携わりました。日本国内のTEDxコミュニティにおいても注目されており、デザインには定評があります。TEDx公式インスタグラムでも毎年、私たちのステージデザインが紹介されています。 -
国際交流事業:レザーアート特別講座
海外研修で訪問した台湾実践大学デザイン学部ファッションデザイン科よりレザーアートの先生をお招きして、3日間の特別講座を開講しました。服飾美術や美術分野の在学生、卒業生、教職員が参加して、革素材や工具の使い方から縫製の仕方まで革工芸の基礎を学びました。実践練習として、小物入れなどのアクセサリーとトートバックを3日間という短期間で作り上げましたが、その後もオリジナリティ溢れる作品を作り続けています。次回は本学の学生と教員が台湾を訪れ、ファッションショー見学をはじめとした学術交流を予定しています。 -
卒業生と在学生による二人展を開催
芸術学科では課外活動として、自分の展覧会を企画、市内のギャラリースペースを借りることで、作家活動をしている学生もいます。「カランコエ」と題した二人展では、卒業生と在学生の二人がこれまでの作品を一般に公開。展覧会のコンセプトから展示場所、作品の設置を行いました。札幌市東区にあるギャラリーカフェ「茶廊法邑」のオーナーにご協力いただき、期間中は札幌の美術家の方々にもご鑑賞いただきました。 -
「北海道展示映像デザインコンペ」で最優秀賞(札幌市長賞)を受賞
NoMapsイベントの中の一つの企画で開催された「北海道展示映像デザインコンペ」で、北翔建築チームが最優秀賞(札幌市長賞)を受賞しました。「子どもたちをITの未来につなぐスクリーンBOX- 多面プロジェクションで表現するTK-80誕生の1976年から現代へ」と題した作品は、札幌テクノパーク30周年記念フォーラムと札幌地下歩行空間にて一般公開されました。 -
インテリア建築分野 学生作品展
演習授業や専門ゼミにおいて学生が制作した模型やパネル作品の展覧会を本学の研究施設である、北方圏学術情報センター/札幌円山キャンパスで開催しました。会場中央には100個以上のダンボールを積層した高さ4mの『ダンボール“コロッセオ”』のインスタレーションや学生が提案した集合住宅・スポーツ施設の模型、芸術学科1年生授業「空間デザイン基礎」の課題作品『ユニーク形の折板構造模型』などを展示。夜間には学生が制作したプロジェクション映像を投影しました。 -
三岸好太郎美術館 若手美術展に選抜!
昨年3月に開催された北海道立三岸好太郎美術館のリニューアル記念展に、本学科美術分野絵画ゼミの新田のんのさん(札幌大通高校出身)が選出されました。これからの活躍が期待される若手芸術家による展覧会で、最年少で選出されました。新田さんの作品は、日常の風景を独自な感覚で描き出す少し不思議な世界を表現します。また、新田さんは本学スキー部に所属する車椅子スキーのアスリートでもあり、昨年の平昌パラリンピックにクロスカントリースキーとバイアスロンで出場しました。アートとスポーツの二つの世界で頑張っています。現在は、本学大学院で学んでいます。
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日本ハムファイターズ・チョークアート
ファイターズの開幕戦に合わせたイベントとして依頼があり、札幌ドーム内のスペースに3日間で2m×6mという大きなチョークアートを描きました。後輩を誘い3人で制作したのですが、これほど大きな絵を描くのは皆はじめてでした。特に選手の顔の部分は気を使いましたが、仕上がったチョークアートを見たお客さんたちにも、「あっ、大谷だっ!」「大野選手だっ」「これ宮西選手だよね。」などかなり喜んでいただけた様でほっとしました。お客さんの中には、描かれた栗山監督や選手と同じポーズをして写真撮影する人もいるなど、なかなかの人気でした。 -
高校や中学校と連携した展覧会の開催
芸術学科は、江別市や札幌市の中学校・高校と連携して、さまざまな活動をしています。写真は、「江別市中学校高校合同美術展」の展示風景です。その他にも「高校生の芸術祭(江別市セラミックアートセンター)」なども開催しました。本学科の教員や学生が、展示作業を共同で行ったり、ミニワークショップを実施しました。生徒同士の交流の場としても役立っています。これからも芸術学科は、中学生と高校生のアート活動を応援していきます。 -
今金町との世代間交流事業
今金町開基120年を記念し、 本学との連携事業として行われた「レディースKIMONOプロジェクト2017今金コレクション」が開催されました。芸術学科とライフデザイン学科から服飾・舞台を学ぶ26名の学生が参加、今金町からは10名のモデルと中高生が参加し、協働してファッションショーを創り上げました。服飾の学生は、モデルからの要望を基に着物リメイク作品を製作、舞台の学生は舞台設営とオペレートを担当しました。中高生は服飾、舞台、ナレーションを体験する班に分かれ、学生と共同作業を行いました。当日は約300名の観客が集まり、モデルさんたちに大きな声援を送っていました。 -
服飾美術分野 Com.fes2018に参加
子供のようにワクワク、心を許せて本音のコミュニケーションができる場所を作ろうと医師や介護支援専門員らでつくるリフレ・タウンプロジェクト主催による「Com.fes2018」が開催されました。ファッションショーをはじめトークショーや医療体験、介護相談など盛沢山。ファッションショーには6名の高齢者がモデルになり服飾美術を学ぶ学生が、リメイクからコーディネートを担当。舞台芸術の学生は、舞台設営、音響、照明を担当。「いつまでもおしゃれをしたい。」「ショーが楽しみ」と言っていたモデルさん。ショー本番、モデルの自己表現としての素敵な笑顔は、学生たちのやりがいへと変わった瞬間でした。ファッションの力は無限大ですね。 -
北翔舞台芸術100回目記念公演開催
2004年8月に森一生 作「母」で1年目試演会を行って以来、2018年8月の1年目試演会で99回目の公演となることから、8月31日~9月1日に、3年目(13 期生)、4年目(12期生)を中心とした北翔舞台芸術100回目記念特別公演を企画し、上演しました。演目は清水邦夫の代表作「火のようにさみしい姉がいて」です。1年目、2年目の学生も舞台転換や当日スタッフとして参加し、1年生~4年生までの学生有志が関わり100回目記念にふさわしい公演となりました。北翔舞台芸術では毎年、4月上旬に3年目公演と4年目公演、5月下旬に2年目定期公演(春:1年生との合同公演)、7月下旬か8月上旬に1年目試演会、9月下旬に2年目試演会、11月上旬に3年目公演と4年目公演、1月下旬に2年目定期公演(冬:1年生との合同公演)の8本の公演を行っています。そのほかに今回のような特別公演や卒業公演があり、年間10作品ほどの公演を行っています。 -
いっしょにね!文化祭への参加
「障がいのあるひと ないひと いっしょに楽しむ発表会」をテーマに、札幌円山キャンパス多目的ホールで開催されました。障がいのある・ない参加者がダンスや歌、バンド演奏や朗読、演劇などのステージ発表を行います。この文化祭を通して出会ったグルーブ・個人同士でコラボレーションをおこなったり、最後に出演者・観客が一体となった合同パフォーマンスをおこなったり、毎年グレードアップしています。ギャラリーAでは、施設や小規模作業所等で制作された絵画や工芸品などの作品展示など日々の研鑽の成果も発表されています。盲導犬とふれあうコーナーなども好評でした。